特 長
バッファマニュアルなど豊富なアプリケーションによる優れた技術サポート
陽イオンや陰イオンなど異なる成分を一台の装置で分析可能/li>
微量サンプルで短時間・高分解能な分析が可能
バブルセルキャピラリにより分離能を損なわず3~5倍の高感度化を実現
対イオンや夾雑物の影響を受けにくく前処理がほとんど不要
高価なカラムや溶剤を使用しないため経済的で環境にも優しい
測定原理と手法
キャピラリー電気泳動法とは、内径100μm以下のキャピラリー管を用い、その内部で電気泳動をおこすことにより分離された成分の定性・定量をおこなう分析手法です。
[手 順]
① キャピラリー管内に泳動液を満たす
② サンプルを注入する
③ 両端を泳動液につけて高電場をかける
④ 電気泳動により各成分は分離しながら移動する
⑤ 検出部に到達した順にピークとして記録される

ポンプの働きをする電気浸透流
通常、キャピラリー管内壁はシラノール基によりマイナス電荷を帯びるため、液中のプラスイオンが壁面に集まります。 電場をかけると、このプラスイオンはマイナス方向へ溶媒を引き連れて移動します。この流れを電気浸透流と呼び、LCのポンプのような働きをします。 サンプルは電気浸透流に乗りながら電気泳動し、電荷量やストークス半径などの違いにより各成分は分離されます。

陽イオン分析

陽イオン・アミン類分析

有機酸分析

無機陰イオン分析

陰イオン・有機酸分析

めっき液の一斉分析

無機陰イオン・有機酸・アミノ酸・糖の一斉分析
