本器(CMTS-7000型)は紙、鋼板、フィルムなど連続生産ラインにおける着色工程で、長時間安定モニターを可能にしたオンライン分光測色計です。本機種は製品の分光反射率を演算処理しコンピュータ上に表示でき、モニター上には分光分布図、色差値、偏色判定図等が解りやすく表示され、異常時には外部警報出力が働きます*。光源部、センサー部、受光部で構成され、製造現場の振動や温度にも影響を殆んど受けず、独自の分光・受光方式、ダブルビーム方式と完全自動校正方式を採用し信頼性は抜群です。
従来品に比べ、光源受光部の寸法は体積比で約38%減、センサーヘッドの寸法は約33.5%減しました。
波長域および波長間隔を390-730nm 10nm間隔(35波長)に改良しました。(従来品は400-700nm 20nm間隔)
従来品に比べ、測定精度を向上しました。
従来品に比べ、測定用ライトガイドが長くなり、設置の自由度が向上しました。
出力ケーブルをRS-485対応にしました。
ソフトウェアの操作性を改良しました。(測定データ表示間隔、トレンドグラフ項目管理、測定時間軸の変更等)
着色紙、染色布などの色彩管理及びCCR(修正処方)と連動
着色プラスチック、フィルムなどの着色管理
カラ−鋼板、建材などの測色管理