Φ3mmの特殊アルミナ球圧子を採用する事で、従来の反発硬さ試験機と比べて、より軽い試料、より小さい試料、より薄い試料の測定が可能になりました。
面倒な調整は不要で、電源ONですぐに試験が可能です。次の準備もワンプッシュ動作のみです。
試験片の作製も不要で、小さな部品も大きな物体もそのまま試験が可能です(目安として、5 mm以上の厚さが必要です。試料面は#600での表面研磨を推奨します)。
試料に衝突させる球のサイズ(φ3 mm / 重さ0.06 g)が小さい為、試料への影響は小さく、小さなくぼみが残るだけです。
試験機自体の重さは約0.6 kgとポータブルで持ち運びがしやすく、単3電池2本もしくはUSB電源にて使用が可能です。
■打撃方向を問わず測定、またあらゆる材料の測定が可能
■特殊アルミナ球圧子を試料に衝突させ、反発速度Viと打撃速度Vrを測定し、反発係数 e=Vr / Vi を表示
■普通鋼の場合、HRC,HRB,HV,HBW,HSの換算表示が可能です。
※右の換算表示例は左の写真の反発係数を換算した値とは異なります。
【写真左】鋼製ナット(M12)の測定
【写真右】自動車用タイヤのアルミホイール測定
本体寸法・重量 | 167mm x Φ40mm / 約320g |
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圧子 | Φ3mmの特殊アルミナ球、質量0.06g |
打撃速度 | 10m/s(許容範囲±5%以内) |
打撃方式 | スプリング方式 |
表示器寸法・重量 | L115 x W69 x D28mm / 約130g(電池なし) |
電源 | 単3電池2本 / miniUSBケーブルより給電(5V 0.5A) |
データ転送 | PC:CSV形式 / タブレット:Bluetooth |
測定値表示器 | 液晶表示(7seg 8桁、バックライト付き) |
温度 | 10~35℃ |
湿度 | 90%以下(結露なきこと) |